今日は神奈川県横浜市は金沢文庫でお祭りがありました。祭りに出向くことなど数年ぶりのことで、思わず童心に帰り、屋台の食事や出し物に目を輝かせていました。
その中でもひときわ心を掴んだのが、金魚すくい。
大小様々な金魚だけでなく、出目金、黒い金魚(黒くても金魚なのか?)、はてはドジョウまでが、小さなプールを所狭しと泳いでました。
僕は金魚すくいは苦手で、1匹獲物をとるのが限界でした。
とても楽しい祭りでした、たまにはこういうのもいいですね。
ところで、話はかわりますが、ハムスターに金魚を与えると、凄まじい勢いで貪り出します。ひまわりの種をかじるような可愛らしい仕草ではありません。野生そのものです。人間が忘れていた、原始的で暴力的な狩猟行為です。まだ息があり跳ねている金魚を二本の足で荒々しく押さえ付けて、頭から喰い千切り散らかします。そして頭を砕き腹を裂き、とどめをさしたら巣箱に持ち帰るのです。
愛玩動物の皮に隠されていた野生が、血肉を喰らい喉元を引き裂く牙が、これでもかとあらわになるのです。